CLIENT VOICE

三菱電機株式会社

統合デザイン研究所 ライフクリエーションデザイン部
空気・温熱環境システムデザイングループ グループマネージャー

南雲 孝太郎 様

三菱電機株式会社統合デザイン研究所 ライフクリエーションデザイン部<br>
            空気・温熱環境システムデザイングループ グループマネージャー南雲 孝太郎
三菱電機株式会社統合デザイン研究所 ライフクリエーションデザイン部<br>
            空気・温熱環境システムデザイングループ グループマネージャー南雲 孝太郎

互いの得意分野や立ち位置を活かし、
役割を分担しながら共に企画に携わる。

商品企画に際しては互いの得意分野や立ち位置を活かし、役割を分担しながら一緒にチームとして携わっていると考えています。アイ・キューブさんにはマーケティングの知見がある社外の立場から、客観的な視点や俯瞰した視点での知識を求めており、我々は社内事情や商品の具体的な知識から企画に関わります。

消費者視点、ユーザー視点、人中心の発想は、我々デザイン研究所もアイ・キューブさんも同視点だと考えます。一方、商品企画の段階で関わる営業や設計セクションは製品や技術を起点とする「プロダクト・アウト」の視点です。彼らに対しては、本来我々デザイン研究所がユーザー視点等を伝える立場にある訳ですが、時に視野が狭くなったり、プロダクトに近い視点から離れられないことがあります。このような場面でアイ・キューブさんが入ると、生活者目線でのより広い視点、俯瞰した視点、客観的な視点でマーケティングや企画のアイデアをもらえます。

個人的には、アイ・キューブさんは「先生」のような存在です。商品企画やマーケティングの「先生」であり、「先輩」のように思いながら、話を聞き、やり方を学ばせてもらっています。

1から10まで説明せずとも、
我々が求める本質を捉えてくれる。

アイ・キューブさんとの仕事の特長は、我々は要望や悩みを1から10まで全てを説明する必要がなく、端的に言うと「話が早い」ことです。外部の協力会社に調査依頼をする際、往々にして我々が欲しい内容と結果が異なることがありがちです。ですがアイ・キューブさんは提示した課題や企画に対し、それらの背景や我々が求める本質のようなものまで捉え、方向性を導き出す部分から一緒に考えてくれる。その結果が「話の早さ」に繋がります。

デザインの意味が広義になる中で
アイ・キューブさんの視点に期待。

昨今、デザインの意味が広義になり、「様々なモノを繋ぐこと」も我々デザイナーの大きな仕事になってきました。2021年4月、私が所属する研究所の名称が「デザイン研究所」から「統合デザイン研究所」に変更されたこともその流れを受けています。世間では「モノ」より「コト」のように言われることもありますが、「コト」と「モノ」は常に一体であると考えます。あくまで我々が考える軸には「モノ」があり、「モノ」の周辺に大事な「コト」が存在する。我々はそれらをどう価値に転換し、ユーザーに届けるかを常に考えています。

弊社の商品企画やデザイナーは男性の多い環境です。様々な方の声を拾い上げて商品開発を行う上で、アイ・キューブさんの視点には今後も期待しております。

(2021年11月 肩書は当時)

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